カテゴリ:神様訪問録( 3 )

さよならカエル

むかしみちの途中にあった白髭神社にて参拝
石灰岩層の断層に張り付きながら写真を撮った
しかし、岩が崩れてきたら見事にぺしゃんこだなと思った
ここでは車に轢かれる直前のカエルの気持ちになることができます
迫りくる圧迫感から解放された時、小さな生命の尊さを感じます
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この“むかしみち”沿いに咲く野草の観察が主な目的だった
しかし耳神様の祠なるものを見つけてからは主旨がずれはじめた
立札によると穴の開いた小石を供え耳病の健康を祈ることができるらしい
それからは穴の開いた石を必死に探したが見つけることはできなかった
唯一、奥多摩湖近くで両手でやっと持ち上がる穴の開いた岩を見つけたが
踏ん張って祠まで持ち帰ると体の別の個所が悪くなること必至なのでやめた
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by sudarenagori | 2010-04-30 03:13 | 神様訪問録

後ろ向きなお賽銭

大晦日の雰囲気は好きなのだけど新年を迎えると急に辺りが寒くなる気がして嫌い
そんなこんなで今年も初詣に行ったので、その時の報告なんぞをして見る
近場の高幡不動尊金剛寺に行ったのだが例年通りの混みよう
人がゴミの様というかゴミが人の様だったので賽銭箱にすら辿り着けない
時間の無駄になると考え急遽、京王線で府中駅を目指すことにした
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府中駅近くには大國魂神社がある。高幡不動尊ほどではないがここも人が多い
それにしても府中という町はどうしてこう居心地が良い町なんだろう
国立駅から伸びるサクラの並木道はこの季節でもいい風が吹いてくる気がする
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ああ・・いつの日か前向きなお願いをしてみたいものだ
過去を振り返って反省し、今年こそ汚名返上だと?またそれかいと神様
お焚き上げの炎の中にダイブしたい。いっそ不純物のない灰からやり直そうか
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by sudarenagori | 2010-01-08 02:27 | 神様訪問録

湯野上温泉

湯野上温泉駅から列車が離れる。名残惜しいこの気持ちを如何してくれよう
歴史的建造物が好きな私にとって宿場は魅力的なスポットだった
今回の旅でも楽しみにしていた大内宿に辿り着けなかった悲しみが込み上げる
事のあらましはこうだった。電車旅なのでバスを頼りにしていたが本数がない
歩いてゆこうにも歩道がない。タクシー乗ろうにもお金がない
長く観光する時間もない。ヒッチハイクなどする度胸あるわけない
途方に暮れていた私は小高い山の上に建物があるのを発見した
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登山道と明記された道をしばらく歩くと地元の方に遭遇。気のいいおじさんだった
山の中腹の民家に住んでおり、ご親切に民家隣りの神社まで案内してくれた
眺めのいい神社には観音様が祀られている。里山を眺めながら昼食をとった
ここで一筋の光明が射す。神社脇にある登山道をさらに登り山を越えれば
向こう側の大内宿に辿り着けると言うのだ!これはいいことを聞いた!
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登山道の雪道には動物の足跡しかなく、歩く度に足が埋もれてしまう
根性で30分くらい登り休憩し、空を仰ぐと山頂がはるか彼方に見える
ここで気づく、この山を登るのが本格的な登山に近いということを
『山頂に着く頃に陽が暮れるわ』自分で自分につっこんでみた
声は雪に吸い込まれ響かず、私の頭の中に空しく響いた
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私がハイキング感覚で越えようとしていた山
『山頂が霞んでいるじゃないか!』・・・・帰るか
膝が笑っていた。私はとても笑えなかった
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by sudarenagori | 2010-01-04 01:25 | 神様訪問録